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新興市場銘柄ダイジェスト:テクノロジーズは大幅安、CANBASがストップ高

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<9552> M&A総合研究所 8820 +1500
ストップ高。23年9月期第1四半期(22年10-12月)の営業利益を13.98億円と発表している。説明資料によると、前年同期比96.6%増。成約件数が33件(うち4件が手数料総額1億円以上の大型案件)と堅調に推移しているほか、M&Aアドバイザーを16名増員したことなどが奏功し、大幅な増益となった。通期予想は前期比49.7%増の31.50億円で据え置いた。進捗率は44.4%に達している。


<4370> モビルス 584 +29
大幅に反発。仙台市のLINE公式アカウントのリニューアルにモビルスの自治体向けソリューションが採用され、サービスを開始したと発表している。利用者が希望するセグメント配信を実現する「情報配信サービス」のほか、宮城県警の「防犯情報」メールや仙台市の「クマ出没情報」「地下鉄運行情報」「パブリックコメント」メールをセグメント別にLINEに自動転送できる「Mail to LINE」を提供しているという。


<5248> テクノロジーズ 2922 -678
大幅安。上場2日目の27日に公開価格(1000円)を上回る4000円まで買われたが、その後は利益確定売りに押されている。前引け時点で東証グロース市場の値下がり率1位。エンターテイメントに関連する映像ソフトウェア開発(遊技機向け)が伸び、23年1月期の営業利益予想を前期比164.4%増の1.60億円と見込んでいる。大幅増益見通しが好感されて買いが殺到していたが、短期筋を中心に値幅取りの動きも活発化しているようだ。


<3680> ホットリンク 373 -1
朝高後、値を消す。BX(Brand Experience)プラットフォームなどを手掛ける「wevnal(東京都渋谷区)からSNS広告事業及び一部メディア事業を取得する事業譲渡契約を締結すると発表している。取得価額は非公開。wevnalのSNS広告やGoogleなどの検索連動型広告に関する運用ノウハウや人材をホットリンクが有するSNS活用ノウハウや人材と融合させ、既存顧客への新サービス提供や新規顧客開拓を図る。


<4575> CANBAS 1532 +300
6日ぶり反発しストップ高。米国で臨床試験を進めている抗がん剤候補化合物CBP501について、米食品医薬品局(FDA)から膵臓がんに対するオーファンドラッグ指定の通知を受領したと発表している。指定により、CBP501の開発でFDAオーファン医薬品開発部門による助言相談を受けられるようになる。また、市販承認に至った場合は7年間の先発権保護(通常の5年間に2年の追加)が与えられ、期間中は米国内での独占が確保される。


<4487> スペースマーケッ 300 +9
大幅に続伸。22年12月期の営業損益予想を従来の1.33億円の赤字から0.60億円の赤字(前期実績0.59億円の黒字)に上方修正している。検索エンジンへの対応を強化した効果が徐々に表れ、プラットフォームサービスが予想を上回る水準で推移したため。スペースマーケット株は23日に直近高値(305円)を付けた後は利益確定売りで値下がりしていたことから、押し目買いも入っているようだ。
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