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今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でドル売り・円買いは縮小する可能性

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30日のドル・円は、東京市場では130円29銭から129円21銭まで反落。欧米市場では129円61銭から130円57銭まで反発し、130円43銭で取引終了。本日31日のドル・円は主に130円台で推移か。米長期金利の上昇を受けてリスク回避的なドル売り・円買いは縮小するとみられる。

30日のニューヨーク外為市場では米利上げを想定したドル買い・円売りが優勢となったが、欧州中央銀行(ECB)と英中央銀行による追加利上げも予想されていることから、米国株式はさえない動きとなった。市場参加者の間からは「インフレや世界経済の見通しについて欧米の中央銀行と欧米諸国の株式市場の見解は異なっており、株式市場の期待に反して利上げ終了後も政策金利は長期間据え置きとなる可能性がある」との声が聞かれている。米連邦公開市場委員会(FOMC)発表の声明で将来的な利下げの必要性についての言及がなかった場合、米国株式は下落し、主要通貨に対するドル買いが強まる可能性がありそうだ。

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