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NY為替:パウエルFRB議長会見受け12月の利下げ観測強まる

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1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、129円85銭へ上昇後、128円55銭まで下落し、128円96銭で引けた。1月ADP雇用統計が予想を下回る伸びにとどまったほか、1月ISM製造業景況指数も予想以上に低下したためドルが弱含んだ。その後、米12月JOLT求人件数が予想に反し11月から増加。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り0.25%の利上げを実施、さらに、利上げ継続が適切であるとしたため一時ドル買いが強まった。しかし、パウエル議長が会見で、特に物でディスインフレの初期の兆候が見られる、などタカ派色を弱めたため年内の利下げ観測が強まり金利低下に伴いドル売りが再開した。

ユーロ・ドルは、1.0889ドルから1.1000ドルまで上昇し引けた。ユーロ・円は140円91銭まで下落したのち、141円70銭まで上昇。リスク選好の円売りが再開。ポンド・ドルは、1.2273ドルまで下落後、1.2394ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9183フランまで上昇後、0.9084フランまで下落。

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