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NY外為:ポンド安、英中銀予想通り50BP利上げも2委員据え置き支持&追加利上げ公約せず

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英国中銀は金融政策決定会合で、政策金利を予想通り0.50%ポイント引き上げ4.00%とすることを決定した。2008年来で初めての4%台。テンレイロ、ディングラ両委員2名のMPC委員が据え置きに投じたほか追加利上げを公約せずハト派利上げとなった。また、前回0.75%の利上げに投じたマン委員は50BP利上げに投じた。
中銀は24年第1四半期にインフレが3%まで低下すると予想。
ベイリー総裁は今年のインフレの低下継続を想定していると言及した。

ポンド・ドルは英中銀の金融政策結果発表直後に1.2392ドルまで上昇したが、その後、ハト派姿勢を受けて1.2240ドルまで下落した。ポンド・円は159円35銭へ上昇後、157円43銭まで反落。


【金融政策】
・英中銀
・政策金利を0.50ポイント引き上げ4.00%とすることを決定
「昨年11月に見通しよりも短く浅いリセッション見込む」
「インフレリスクは大きく上振れ方向に傾く」
「インフレ根強ければ、さらなる引き締めが必要」
「7対2で0.50ポイントの利上げ決定。据え置きを主張したテンレイロ、ディングラ両委員は3.5%据え置きを支持」

ベイリー英中銀総裁
「インフレが危機を脱した初めての兆候が見られる」
「今年、インフレは低下を続ける」
「エネルギー価格は市場の予想ほど低下しない可能性も」
「インフレ見通しの上昇リスクは歴史的にも高い」
「勝利宣言は時期尚早」
「インフレが急速に低下すると考えている」
「賃金やサービスのオーバーシュートには対応」
「労働市場、サービス、賃金を監視」
「より浅いリセッションが消費見通しに影響」


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