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英ポンド週間見通し:弱含みか、高インフレによる経済悪化の懸念も

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■軟調推移、利上げ休止の思惑強まる

今週のポンド・円は軟調推移。英中央銀行は2月2日、政策金利を0.50ポイント引き上げ4.00%とすることを決定したが、ベイリー英中銀総裁は「今年、インフレは低下を続ける」との見方を伝えており、3月にも利上げ休止の見方が浮上したことから、リスク回避的なポンド売り・円買いが活発となった。取引レンジ:156円74銭-161円42銭。

■弱含みか、高インフレによる経済悪化の懸念も

来週のポンド・円は弱含みか。英中央銀行は利上げ幅縮小を決定し、金融引き締め姿勢を強めない方針によりポンド買いは後退しそうだ。また、インフレ高進が深刻化するなか、英国経済の不透明感もポンド売り要因となる可能性がある。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・10日:10-12月期国内総生産(7-9月期:前年比+1.9%)

予想レンジ:156円00銭−159円00銭


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