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藤商事—3Qは2ケタ増収・各利益は大幅に黒字化、業績予想の上方修正を発表

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藤商事<6257>は3日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比59.7%増の266.07億円、営業利益は44.37億円(前年同期は25.24億円の損失)、経常利益は46.20億円(同24.35億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は39.48億円(同30.35億円の損失)となった。

同社グループにおいては、持続的な成長に向けて市場トレンドの先端を行く機種開発による稼働力向上を最重点課題として取り組むとともに、商品力を備えた新機種の継続的な市場投入を通じてホール設置シェア拡大と販売台数の底上げを図り、企業業績のさらなる向上に努めている。当第3四半期累計期間においては、国民的時代劇をモチーフにしたパチンコ遊技機を市場投入し、販売は堅調に推移した。また、同社グループのパチンコ遊技機にて人気を博している「とあるシリーズ」のパチスロ遊技機第1弾を市場投入し、当初の計画を上回る販売台数を確保した。

パチンコ遊技機の販売台数は前年同期比9.0%増の50千台、売上高は同24.1%増の194.25億円となった。「P新・遠山の金さん」(2022年10月発売)を市場投入したほか、その他のシリーズ機種などを継続販売した。

パチスロ遊技機の販売台数は同449.9%増の17千台、売上高は同615.5%増の71.82億円となった。「SLOTとある科学の超電磁砲(レールガン)」(2022年10月発売)を市場投入した。

2023年3月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高は前期比14.8%増(前回予想比13.3%増)の340.00億円、営業利益は30.00億円(同100.0%増)、経常利益は31.00億円(106.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は25.00億円(同108.3%増)としている。
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