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日経平均VIは先週末の水準近辺、株価底堅いが警戒感は後退せず

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.06(上昇率0.37%)の16.35と小幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は16.53、安値は16.10。

日銀総裁の人事観測報道が伝えられ、市場では日銀の緩和的な金融政策が続くとの見方が広がり、安心感となっている。一方、先週末に発表された1月の米雇用統計を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利上げを停止するとの観測が後退し、また、米国が中国の偵察気球を撃墜したことなどから米中対立激化も意識された。日経225先物は概ね底堅い動きだが、こうしたリスクも警戒され、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは後退せず、日経VIは先週末の水準近辺で推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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