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日経VI:上昇、株価上昇だが警戒感は後退せず

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は6日、前日比+0.29(上昇率1.78%)の16.58と上昇した。なお、高値は16.73、安値は16.10。日銀総裁の人事観測報道が伝えられ、市場では日銀の緩和的な金融政策が続くとの見方が広がり、安心感となった。一方、先週末に発表された1月の米雇用統計を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利上げを停止するとの観測が後退し、また、米国が中国の偵察気球を撃墜したことなどから米中対立激化も意識された。こうしたリスクも警戒され、今日は日経225先物は上昇したが、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは後退せず、取引終了にかけて日経225先物が伸び悩むと、日経VIは上昇して本日を終えた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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