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新興市場銘柄ダイジェスト:デコルテHDは大幅に反発、GEIがストップ高

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<3773> AMI 1358 +74
昨年来高値。23年3月期第3四半期累計(22年4-12月)の営業利益を前年同期比69.4%増の6.07億円と3日の日中に発表し、引き続き買い材料視されている。コンタクトセンター向けAI音声認識ソリューションなどを扱う主力事業のCTI事業部が好調だった。議事録作成・文字起こし支援アプリケーション/サービスの需要が増大し、VoXT事業部が伸びたことも大幅増益につながった。通期予想は前期比21.5%増の10.00億円で据え置いている。


<9204> スカイマーク 1342 -128
大幅に反落。23年3月期第3四半期累計(22年4-12月)の営業利益を32.34億円と発表している。旅客需要の回復が進んだことから全便運航体制となり、運航便数は4万0608便とコロナ禍の影響を受けた前年同期と比べて18.4%増となった。通期予想は31.41億円で据え置いた。第3四半期累計時点で既に上回っているが、上方修正がなかったことから失望売りが出ているようだ。


<9212> GEI 706 +100
ストップ高。日本製紙<3863>、住友商事<8053>と「木質バイオマスを原料とする国内初のセルロース系バイオエタノール商用生産およびバイオケミカル製品への展開」に向け、3社で共同検討を開始することで合意したと発表している。年産数万キロリットルの国産材由来のバイオエタノールを27年度に製造開始することを目指す。報道が先行して前営業日も買いが殺到していたが、引き続き投資資金が流入しているようだ。


<4575> CANBAS 1734 +37
大幅に4日ぶり反発。自社の研究開発部の研究成果が、4月に米国で開かれる米国癌研究会議(AACR)年次会議でポスター発表されると開示している。表題は「体細胞変異をもとにしたがん患者の治療効果予測:重要なデータバイアスの特定とその影響の排除」で、19年にAACRで発表した内容を発展させたもの。免疫チェックポイント抗体や化学療法剤にとって効果を事前に予測できることは、新薬開発に匹敵する価値があるという。


<7372> デコルテHD 1155 +127
大幅に反発。23年9月期第1四半期(22年10-12月)の営業利益を前年同期比13.6%増の5.39億円と発表している。フォトウエディングサービスへのニーズの高まりに対応し、多様なプランや新たなサービスを提供したことから撮影単価が上昇した。通期予想は前期比10.4%減の12.33億円で据え置いた。進捗率は43.7%に達しており、第1四半期の好スタートが評価されているようだ。


<3566> ユニネク 430 -6
3日続落。23年12月期の営業利益予想を前期比24.9%増の5.02億円と発表している。積極的な広告運用とファンづくり施策を通じ、アクティブユーザーの増加に注力する。年間配当予想は3.00円としており、23年1月に1株につき4株の割合で分割していることから前期(10.00円)から実質増配となる。同時に発表した22年12月期の営業利益は13.4%増の4.01億円で着地した。オフィスワーク部門が伸び、利益押し上げに貢献した。
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