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新興市場銘柄ダイジェスト:JTOWERは大幅に反落、サンウェルズが昨年来高値

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<4485> JTOWER 5610 -690
大幅に反落。23年3月期の営業損益予想を従来の2.40億円の赤字から2.90億円の赤字(前期実績5.60億円の黒字)に下方修正している。タワー事業で鉄塔カーブアウトの契約移管予定数が後ずれする見込みとなったため。また、純損益予想を18.40億円の赤字から19.70億円の赤字(同6.44億円の黒字)に引き下げている。デジタルポール資産で当初想定していた収益が見込めなくなり、減損損失1.91億円を特別損失に計上した。

<7036> イーエムネットJ 1587 +300
ストップ高。23年12月期の営業利益予想を前期比117.1%増の5.00億円と発表している。インターネット広告への「デジタルシフト」の提案を積極的に行い、新規受注獲得に注力する。ソフトバンク<9434>との協業規模の拡大も進める。同時に発表した22年12月期の営業利益は54.3%減の2.30億円で着地した。既存クライアントの広告予算の低調や新規クライアントの獲得が未達となったことが響いた。

<5243> note 643 +100
ストップ高。最新のチャットAIを活用した創作支援ツール「note AIアシスタント(β)」の先行ユーザーの募集を開始すると発表している。一般公開から2カ月で利用者が1億人を超えたチャットAI「ChatGPT」にも搭載されているOpenAI社のGPT-3を採用した。同ツールを活用することで、クリエイターはアイデアを膨らませたり、より良い表現方法を追求したりクリエイティブな活動に打ち込むことができるようになるとしている。

<4477> BASE 289 +20
大幅に反発。23年12月期の営業損益予想を18.50億円の赤字-14.00億円の赤字と発表している。ネットショップ作成サービスのBASE事業でプロダクトの強化に注力する。22年12月期の営業損益は15.08億円の赤字(前期実績9.77億円の赤字)で着地した。流通総額が計画を上回ったことに加え、プロモーション費の投下額が計画を下回ったことなどが奏功し、会社計画(23.00億円の赤字-21.30億円の赤字)を超過達成した。

<3987> エコモット 653 +100
ストップ高。北海道電力<9509>との業務提携で集合住宅向けのEV充電スタンドの導入から運用までをワンストップでカバーするサービス「ユアスタンド」の提供を開始すると発表している。今後のEV需要拡大を見据え、北海道内の集合住宅でのEV充電スタンドの普及促進を目指す。IoTデバイスで複数台の同時充電を契約電流に応じて制御し、スマホアプリで予約・決済することでEV充電器の運用負担を軽減できるという。

<9229> サンウェルズ 8950 +700
昨年来高値。23年3月期第3四半期累計(22年4-12月)の営業利益を前年同期比463.8%増の9.16億円と発表している。パーキンソン病専門施設「PDハウス」の全国展開を加速させた上、既存施設を含めた各施設の稼働率がいずれも順調に推移した。通期予想は前期比169.2%増の13.20億円で据え置いている。また、名古屋市に「PDハウス熱田」(仮称)のための建物を取得し、土地をリースにより賃借すると開示している。
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