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日経平均は257円安でスタート、三菱UFJやソフトバンクGなどが下落

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27886.21;-257.76
TOPIX;2010.90;-20.68

[寄り付き概況]

 3月13日の日経平均は前週末比257.76円安の27886.21円と続落でスタート。10日の米国市場でダウ平均は345.22ドル安の31909.64ドル、ナスダックは199.47ポイント安の11138.89で取引を終了。金融システムに対する不安から売りが先行。2月雇用統計で賃金の伸びが予想を下回ったことで連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測が後退し、長期金利が大幅に低下したため、一時上昇する場面もあった。

 しかし、SVBファイナンシャル・グループの破綻が報じられると、金融セクター中心に売られ大幅続落。その後、イエレン財務長官が金融監督当局幹部を招集、政府も声明で国内の金融システムの強さを強調したため下げ止まった。シカゴ日経225先物は大阪比335円安の27525円。シリコンバレー銀行の破綻による金融システム不安や景気に対する先行き懸念等から、本日の日経平均は売りが先行。心理的な節目の28000円も割り込んでおり、まずは落ち着きどころを探る展開になりそうだ。

 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、日本製鉄<5401>、みずほ<8411>、三菱商事<8058>、りそなHD<8308>、日本郵政<6178>など主力処は全般下落。業種別では、証券商品先物、銀行、鉄鋼などが下落率上位で推移している。

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