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日経平均は352円高でスタート、ソフトバンクGやメルカリなどが上昇

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27298.15;+352.48
TOPIX;1956.51;+27.21

[寄り付き概況]

 22日の日経平均は352.48円高の27298.15円と反発して取引を開始した。前日21日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は316.02ドル高の32560.60ドル、ナスダックは184.57ポイント高の11860.11で取引を終了した。イエレン米財務長官が講演で金融システムにも影響しかねない中小銀行保護で必要なら再び介入する方針を表明したため、地銀が買い戻される形で寄り付き後、上昇。一方、期待されていた全預金保護などの規制変更の決定は「まだ時期尚早」としたため、早期の保護拡大への期待が後退し、一時伸び悩んだ。ただ、長官は同時に、現時点で金融システムは堅調との見解を示したことも金融不安後退につながり、終盤にかけて再び上げ幅を拡大して終了した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。米株式市場でダウ平均が昨日までの2日間で700ドル近く上昇し、主要指数が続伸したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=132円30銭台と、20日15時頃に比べ50銭ほど円安・ドル高に振れたことも株式市場で安心感となった。さらに、20日の日経平均が400円近い下げとなったことから自律反発狙いの買いも入りやすかった。一方、今晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日はSHINKO<7120>が東証スタンダードに上場した。

 セクター別では全業種が値上がり。海運業、鉱業、保険業、ゴム製品、その他金融業などが値上がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、荏原製<6361>、メルカリ<4385>、日本電産<6594>、武田薬<4502>、第一三共<4568>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、オリックス<8591>、りそなHD<8308>、ダイキン<6367>、キーエンス<6861>、郵船<9101>、資生堂<4911>、日本郵政<6178>などが上昇。他方、サンリオ<8136>、ゆうちょ銀行<7182>などが下落している。

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