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米国株見通し:上げ渋りか、買戻し先行もFOMCを消化

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(13時40分現在)

S&P500先物      3,988.00(+17.50)
ナスダック100先物  12,766.00(+59.00)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は150ドル高。長期金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

22日の主要3指数は急反落。前日終値付近でもみ合った後、終盤は大きく下げ、ダウは530ドル安の32030ドルとこの日の安値付近で引けた。連邦公開市場委員会(FOMC)の0.25%の利上げ決定は市場の想定通りだったが、金融システム不安が再燃し売り優勢の展開に。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の利上げ休止の検討、イエレン財務長官の預金者保護に対する消極姿勢が背景。金利安に振れたものの、買いは後退した。

本日は上げ渋りか。前日大幅安の反動で割安感の生じた銘柄が買い戻されれば、相場を押し上げる展開となりそうだ。ただ、パウエル、イエレン両氏の見解を消化する展開となり売りも出やすい。FOMCでターミナルレート(利上げの最終地点)は据え置かれたが、インフレ高止まりのため引き締め政策の長期化が見込まれ、景気への影響が懸念される。22日に大きく低下した長期金利が持ち直せば、ハイテクを中心とした売りが続くだろう。

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