fbpx

概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶり反落、欧米の金融不安が根強い

マネーボイス 必読の記事



【ブラジル】ボベスパ指数 97926.34 -2.29%
23日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比2294.29ポイント安(-2.29%)の97926.34で取引を終了した。101125.76から96996.84まで下落した。

買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安がブラジル株の圧迫材料となった。また、米利上げの実施や金利の高止まりなども引き続き嫌気された。一方、航空関連銘柄などの上昇が指数を下支えした。

【ロシア】MICEX指数 2388.35 -0.23%
23日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比5.53ポイント安(-0.23%)の2388.35で取引を終了した。2396.50から2379.88まで下落した。

朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は売りに押され、引けまで安値圏でもみ合った。米利上げの実施が外資の流出懸念を強めた。また、通貨ルーブル高も輸出銘柄の圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。中国景気の持ち直し観測や中国の習近平国家主席がロシアを訪問していることなど引き続き支援材料となった。

【インド】SENSEX指数 57925.28 -0.50%
23日のインドSENSEX指数は3日ぶり反落。前日比289.31ポイント安(-0.50%)の57925.28、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同75.00ポイント安(-0.44%)の17076.90で取引を終えた。

前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。米利上げの実施を受け、外資の流出懸念が強まった。また、内外の景気不透明感が解消されていないことや、欧米の金融不安が根強いことなども引き続き圧迫材料となった。ほかに、外国人投資家(FII)が売り越しに転じたことが指数の足かせとなった。

【中国本土】上海総合指数 3286.65 +0.64%
23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比20.90ポイント高(+0.64%)の3286.65ポイントと3日続伸した。約3週ぶりの高値水準を回復している。

中国景気の持ち直しが期待される流れ。中国人民銀行(中央銀行)の緩和スタンス強化、当局の産業支援に対する期待感が引き続き相場の支えとなっている。政策で恩恵を受けやすい銘柄群が物色された。外部動向の不透明感で売り先行したものの、下値は堅く、指数は終盤に入り上昇の勢いを増している。

いま読まれてます

記事提供:
元記事を読む

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー