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日経VI:低下、株価底堅く警戒感は緩和

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は24日、前日比-0.53(低下率2.70%)の19.08と低下した。なお、高値は20.08、安値は19.08。金融システム不安が完全には払しょくできない中、昨日の米株式市場でダウ平均が一時480ドルを超す上げとなった後に伸び悩み、その後下げに転じる場面があるなど不安点な相場展開だったことから、今日の東京市場では週末ということもあり積極的な買いは総じて見送られ、日経225先物は下落して始まった。ただ、取引開始後は日経225先物は下げ渋った後に上げに転じるなど底堅く推移したことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが緩和し、今日の日経VIは概ね昨日の水準を下回って推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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