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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反落、様子見ムードも漂う

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【ブラジル】ボベスパ指数 98829.27 +0.92%
24日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比902.93ポイント高(+0.92%)の98829.27で取引を終了した。97687.66から99258.43まで上昇した。

前日の終値近辺でもみ合った後は後半はプラス圏を回復した。欧米金融不安がいったん後退していることが好感された。また、最近の下落で値ごろ感も強い。ほかに、通貨レラル高の進行がブラジル株の支援材料となった。

【ロシア】MICEX指数 2391.53 +0.13%
24日のロシア株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比3.18ポイント高(+0.13%)の2391.53で取引を終了した。2384.29から2394.03まで上昇した。

前日の終値近辺でもみ合った後は後半プラス圏を回復した。通貨ルーブル安の進行でウエートの高い輸出に買いが広がった。一方、指数の上値は重い。欧州市場の下落が圧迫材料となった。また、欧米がロシアに対して新たな制裁を発表するとの懸念も嫌気された。

【インド】SENSEX指数 57527.10 -0.69%
24日のインドSENSEX指数は続落。前日比398.18ポイント安(-0.69%)の57527.10、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同131.85ポイント安(-0.77%)の16945.05で取引を終えた。

前日の終値近辺でもみ合った後は下げ幅を拡大させた。外国人投資家(FII)の売り越しが足かせに。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。また、欧州市場の下落も終盤の売り圧力を強めた。

【中国本土】上海総合指数 3265.65 -0.64%
24日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比21.00ポイント安(-0.64%)の3265.65ポイントと4日ぶりに反落した。

国内発の新規材料に乏しい中で、売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は前日まで3日続伸し、足もとで約3週ぶりの高値水準を回復していた。様子見ムードも漂う。来週27日に2月の中国工業企業利益、31日に3月の中国製造業PMIが公表されるほか、主要企業の決算報告が進んでいる。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。中国景気は持ち直しているとの見方が支えだ。

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