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大阪金概況:下落、ドル相場上昇映すも下値は堅い展開

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大阪取引所金標準先物 24年2月限・日中取引終値:8276円(前日日中取引終値↓39円)

・推移レンジ:高値8302円-安値8270円

27日の大阪取引所金標準先物(期先:24年2月限)は下落した。先週末24日の海外市場で、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが上昇し、ドルの代替投資先とされる金は売られやすい地合いとなった。一方、米欧金融システム不安が払しょくできない中、先週末の欧州市場で主要銀行株が売られたほか、米株式市場ではダウ平均が一時300ドルほど下げ、また、今日の日経平均が上昇して始まった後に一時下げに転じるなど、株式相場が不安定となっている。こうした動きから、安全資産としての金の投資需要は継続するとの見方が強く、今日の金先物は売りが優勢ながら、ナイトセッションでつけた安値(8266円)をしたん割ることはなく、下値は堅い展開となった。

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