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日経VI:小幅に低下、株価堅調だが警戒感の緩和は限定的

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は27日、前日比-0.07(低下率0.37%)の19.01と小幅に低下した。なお、高値は19.87、安値は19.01。今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった後、一時下げに転じたが、その後は概ね底堅く推移した。一方、先週末の欧州市場で主要銀行株が売られたほか、先週末の米株式市場ではダウ平均が一時300ドルほど下げ、また、今日の日経225先物が取引開始後に一時下げに転じるなど株式相場が不安定で、金融システム不安が払しょくできず、今日は日経225先物は堅調に推移したが、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードの緩和は限定的で、日経VIは概ね先週末の水準近辺で推移した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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