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エラン Research Memo(10):「エランクレド」を策定して全従業員で共有

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■エラン<6099>のESG経営・SDGsの取り組み

より良い社会、より良い地球を目指して、ESG経営・SDGsへの取り組みを強化している。社会的課題解決との親和性が高いCSセット事業(入院患者、医療・介護現場の課題解決)や新事業(個人のライフステージ全般におけるヘルスケア領域の課題解決)を展開し、誰もが健康に、安心安全に、笑顔で暮らせる社会の実現に貢献すべく、全従業員が共有すべき経営理念、ビジネスポリシー、行動指針、マインドセットなど、エランカルチャーを構築するための基本ルール「エランクレド」を策定し、その浸透を図っている。

具体的な行動事例としては、バリアフリーに対応したオリジナル商品開発(コットン100%おしぼり、8つの“できる機能”を搭載したエイトブルコップなど)、新型コロナウイルス感染症患者受け入れ病院・介護施設への支援(新型コロナ感染症患者用の廃棄可能な衣類・タオル提供、マスクや防護服など不足物資の協賛)、難病患者・障がい者の支援(国立成育医療研究センターの医療型短期入所施設「もみじの家」にバスタオル・フェイスタオルの無償提供、難病患者の就業機会の創出など)、台風・豪雨・地震などで甚大な被害を受けた地域のCSセット導入施設に対するCSセット無償提供、本社のある長野県の松本山雅FCのチームタオルスポンサーとしてトップチーム及びユースアカデミーへのタオル寄贈などがある。

また、若手・女性が活躍できる職場環境と子育て支援、コーポレートガバナンスの強化(監査等委員会設置会社に移行完了、女性社外取締役の登用など)なども推進している。2020年12月には、女性活躍推進法に基づく優良企業として厚生労働大臣から「えるぼし」企業の認定を受け、最高位である3つ星を取得した。2021年3月には、子育てサポート企業として「くるみん」の認定を受けた。さらに2023年3月にはサステナビリティ委員会を設置した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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