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NY為替:金融システム不安緩和でリスクオン

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27日のニューヨーク外為市場でドル・円は、131円75銭まで上昇後、131円33銭まで反落し、131円55銭で引けた。米銀ファースト・シチズンが同業で破綻したシリコンバレー銀の資産、預金など買収で連邦預金保険公社(FDIC)と合意したとの報道を受け、金融システムへの不安が緩和。米長期金利上昇に伴うドル買いやリスク選好の円売りに拍車がかかった。ただ、米3月ダラス連銀製造業活動指数は低下し、リスク選好的なドル買いは一服した。

ユーロ・ドルは、1.0762ドルから1.0796ドルまで上昇し、引けた。欧州中央銀行(ECB)高官の発言を受けて、追加利上げを織り込み域内金利上昇に伴うユーロ買いが強まった。ユーロ・円は141円53銭から142円16銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.2240ドルから1.2293ドルまで上昇。英中銀のベイリー総裁が、もし、インフレが根強い場合、追加利上げも除外しない考えを示しポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは、0.9178フランから0.9156フランまで下落した。

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