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NY株式:米国株式市場はまちまち、金融不安が緩和

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ダウ平均は194.55ドル高の32,432.08ドル、ナスダックは55.12ポイント安の11,768.84で取引を終了した。

地銀ファースト・シチズンが経営破綻したシリコンバレー銀行のローンや預金買収で合意したとの報道を受け、金融不安が緩和し寄り付き後、上昇。経営難が懸念されているファースト・リパブリック(FRC)など他の地銀、金融セクターを押し上げ相場の上昇をけん引した。ダウ平均は終日堅調に推移。一方、長期金利の上昇を警戒してハイテクは売りに転じ、結局、まちまちで終了。セクター別では銀行やエネルギーが上昇した一方で、メディア・娯楽が下落した。

地銀のファースト・リパビリック(FRC)、パックウエスト(PACW)やコメリカ(CMA)は連邦準備制度理事会(FRB)が銀行の緊急資金支援拡充を検討しているとの報道に加えて、預金流出ペースの鈍化で安心感が広がり、それぞれ上昇。動画配信のロク(ROKU)やバイオのリジェネロン(REGN)はアナリストの投資判断引き上げでそれぞれ上昇した。エンターテインメントのウォルト・ディズニー(DIS)はコスト削減の一環となる従業員削減計画でまず第1弾7000人の人員削減を今週から開始することが報じられ、事業効率化を期待した買いで上昇。

一方、クルーズ船運営のカーニバル(CCL)は第1四半期の決算は予想を上回ったものの、第2四半期の1株損失見通しが市場予想をさらに上回ったことが嫌気され、売られた。暗号資産取引所のコインベース(COIN)は商品先物取引委(CFTC)が同業のバイナンスについて最高経営責任者(CEO)がトレーデングおよび金融派生商品の規則に違反したとの疑惑で同社を提訴したことをきっかけに規制強化などを警戒し売られた。

カルバンクライン、トミー・ヒルフィガーなどの高級衣料ブランドを運営するPVH(PVH)は取引終了後に決算を発表。調整後の1株利益が予想を上回ったほか、見通しが好感され、時間外取引で上昇している。

(Horiko Capital Management LLC)

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