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今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇でリスク回避の円買い拡大の可能性低い

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28日のドル・円は、東京市場では131円60銭から130円51銭まで反落。欧米市場では131円29銭まで反発した後、130円41銭まで反落したが、130円90銭で取引終了。本日29日のドル・円は主に130円台で推移か。米長期金利の上昇を意識して、リスク回避的な円買いが一段と拡大する可能性は低いとみられる。

報道によると、バイデン米大統領は28日、米銀2行の破綻などについて、「銀行危機はまだ終わっていない」との認識を示した。米銀ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズは経営破綻したシリコンバレー銀行の預金、融資債権、一部資産を米連邦預金保険公社(FDIC)から取得したことについて、市場参加者の間では金融当局の取り組みを評価する意見が出ているものの、米地銀の株価指数は不安定な動きを続けているようだ。金利上昇の影響で経営状況が不安視されている地銀は他にも存在しているとみられており、これが銀行融資の縮小につながる可能性がある。このため、米金融政策については引き続き予断を許さない状況が続くとみられる。

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