王子HD<3861>はもみ合い。23年3月期営業利益は会社予想である前期比13%減の1050億円に届かない可能性があるとの同社役員の見方が伝わっている。石炭や木材チップなど原材料の価格上昇を受けた価格転嫁の浸透が遅れていることが響くようだ。ただ、第3四半期累計が前年同期比38%減の595億円であったため、業績下振れ自体は想定線と捉えられている。一方、下振れの水準が不透明で、あく抜けムードが強まる状況にもなっていない。
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