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大阪金見通し:上昇か、ドル相場下落など反映へ

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大阪取引所金標準先物 24年2月限・夜間取引終値:8420円(前日日中取引終値↑61円)

・想定レンジ:上限8460円-下限8380円

31日の大阪取引所金標準先物(期先:24年2月限)は上昇しそうだ。昨日の海外市場で、ドルの総合的な価値を示すドルインデックスが下落しており、ドルの代替投資先とされる金は買われやすい地合いとなっている。また、今晩、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として重視する米個人消費支出(PCE)物価指数の2月分が発表される。市場では物価上昇への警戒感からインフレをヘッジ(回避)する目的の金の投資需要が継続するとの見方も根強い。こうした動きや心理を映し、ナイトセッションで金先物は上昇しており、今日の金先物はこの流れを引き継ぎ、買いが優勢の展開となりそうだ。

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