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NY債券:米長期債相場は強含み、インフレ関連指標は市場予想を下回る

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3月31日の米国長期債相場は強含み。米商務省がこの日発表した2月コアPCE価格指数は前年比+4.6%と市場予想を下回る伸びにとどまったことが要因。四半期末に絡んだ債券投資も観測された。次回5月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利上げが最後になるとの見方が増えた。

CMEのFedWatchツールによると、31日時点で5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.75-5.00%(据え置き)となる確率は52%程度。10年債利回りは3.581%近辺から次第に低下し、取引終了時点にかけて3.467%近辺で推移した。

イールドカーブはスティープニング気配。2年-10年は-55.40bp近辺、2-30年は-37.30bp近辺で引けた。2年債利回りは4.03%(前日比:+2bp)、10年債利回りは3.47%(前日比-8bp)、30年債利回りは、3.65%(前日比:-8bp)で取引を終えた。
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