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英ポンド週間見通し:上げ渋りか、インフレ高止まりに対する警戒続く

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■堅調推移、欧米金融システム不安緩和でポンド買い強まる

今週のポンド・円は堅調推移。欧米金融システム不安の緩和を受けてリスク選好的なポンド買い・円売りが観測された。英国経済の先行き不安は消えていないものの、欧米株式の上昇も好感された。英中央銀行の政策金利見通しは不透明であり、早期利下げの可能性は低いこともポンド買い・円売りにつながったようだ。取引レンジ:159円50銭-165円47銭。

■上げ渋りか、インフレ高止まりに対する警戒続く

来週のポンド・円は上げ渋りか。英中央銀行は直近の金融政策委員会(MPC)で0.25ポイントの利上げを決定し、金融引き締めに前向きなスタンスのためポンド売り・円買いがただちに強まる状況ではないとみられる。ただ、インフレ高止まりや利上げによる経済への影響も懸念されており、リスク選好的なポンド買い・円売りがさらに拡大する可能性は低いとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:161円00銭-166円00銭

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