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今日の為替市場ポイント:米追加利上げの可能性高まる

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26日のドル・円は、東京市場では140円11銭まで買われた後、139円50銭まで反落。欧米市場では139円53銭から140円73銭まで上昇し、140円63銭で取引終了。本日29日のドル・円は主に140円台で推移か。米国の追加利上げの可能性は高まり、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

報道によると、バイデン米大統領と共和党のマッカーシー下院議長は5月27日までに連邦政府の債務上限を引き上げることで基本合意した。5月31日に議会で採決する見通し。関係者によると、債務上限を2年間引き上げる一方、同期間の歳出は抑制される。また、国防費以外の裁量的支出を1年間は2023年の水準に抑え、2025年には1%増やすことで合意したようだ。マッカーシー下院議長は「新たな税金や政府プログラムはない」と説明したようだ。法案の議会通過を待つ状況だが、債務上限の引き上げによって6月利上げの確率はさらに上昇するとの見方が多い。6月2日に発表される5月雇用統計内容を確認する必要はあるものの、次回開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25ポイントの追加利上げが行われる見通し。日米金利差の拡大が想定されることから、リスク選好的なドル買い・円売りは継続する可能性がある。

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