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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は反発、自律反発狙いの買いが優勢となる流れ

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【ブラジル】ボベスパ指数 110905.51 +0.77%
26日のブラジル株式市場は続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比851.12ポイント高(+0.77%)の110905.51で引けた。日中の取引レンジは109,900.40 - 111,705.53となった。

中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は買い戻された。米債務の上限交渉に進展がみられているとの報道が好感された。また、通貨レアル高の進行もブラジル株の支援材料。ほかに、利下げ期待の高まりが引き続きサポート材料となった。一方、電力セクターの下落などが指数の上値を抑えた。

【ロシア】MICEX指数 2682.03 +1.21%
26日のロシア株式市場は反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比32.05ポイント高(+1.21%)の2682.03ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,645.54 - 2,685.14となった。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気対策への期待が高まっていることが指数をサポート。プーチン大統領はこのほど、ビジネスパーソン達と面談し、投資環境の改善をめぐる対策などを交流した。また、企業の高配当期待なども引き続き指数をサポートした。

【インド】SENSEX指数 62501.69 +1.02%
26日のインドSENSEX指数は続伸。前日比629.07ポイント高(+1.02%)の62501.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同178.20ポイント高(+0.97%)の18499.35で取引を終えた。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。成長の加速観測が支援材料となった。1-3月期の成長率は前期の4.4%から5.1%まで加速すると予測されている。また、外国人投資家(FII)の買いが継続した場合、続伸も。FIIはきのう25日まで5日連続の買い越しとなった。ほかに、景気対策への期待などが引き続き好感された。

【中国本土】上海総合指数 3212.50 +0.35%
26日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比11.24ポイント高(+0.35%)の3212.50ポイントと4日ぶりに反発した。

自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前営業日まで3日続落し、本日の前場には一時、心理的節目の3200ポイントを割り込む場面も見られた。ただ、上値は重い。中国経済の先行き不透明感や人民元安・米ドル高を背景に、海外へのホットマネー流出が不安視されている。米国のデフォルト(債務不履行)や金融引き締めの長期化懸念も根強い。
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