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日経平均VIは上昇、株価上昇で高値警戒感強まる

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+1.36(上昇率7.04%)の20.69と上昇している。なお、今日ここまでの高値は21.72、安値は20.53。

米債務上限問題をめぐる基本合意や、外為市場で一時1ドル=140円90銭台と、先週末26日15時頃と比べ1円20銭ほど円安・ドル高に振れたことなどを受け、今日の日経225先物は大幅高で始まった。一方、市場では、株価が大きく上昇したことから高値警戒感が一段と高まり、日経VIは上昇して始まった。取引開始後に日経225先物は伸び悩んでいるが、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードは後退せず、日経VIは先週末の水準を上回って推移している。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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