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米国株見通し:下げ渋りか、債務上限の下院審議を注視

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(13時40分現在)

S&P500先物      4,205.50(-9.50)
ナスダック100先物  14,377.00(-19.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は100ドル安。VIX指数は下げ渋り、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

30日の主要3指数はまちまち。ナスダックとS&Pは3日続伸、ダウは終盤に持ち直しながらも50ドル安の33042ドルとマイナスで取引を終えた。前週末に発表された強いコアPCE価格指数でインフレ高止まりが裏付けられたものの、3連休明けのNY市場で長期金利の上昇は抑制され、ハイテク関連への買いは継続。一方、債務上限問題でホワイトハウスと議会は基本合意に達したが、31日の下院採決を見極めるムードが広がり売りに押された。

本日は下げ渋りか。債務上限関連法案の下院での審議で野党・共和党は保守強硬派の反対により否決される可能性があり、リスクオフの売りが強まる展開に警戒したい。ただ、その場合でも「Xデー」は予め延期されており、期間内の法案通過が期待され過度な売りは抑制されるだろう。他方、景気後退観測が広がりつつあるものの、前日の消費者信頼感指数は予想に反して強い内容となり、金利高を抑えられれば買戻しが入り相場を支えるとみる。

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