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米国株見通し:上げ渋りか、政策の不透明感で買いは慎重

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(13時40分現在)

S&P500先物      4,235.50(+7.50)
ナスダック100先物  14,509.75(+37.50)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は60ドル高。長期金利は伸び悩み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

1日の主要3指数は反発。序盤は売りに押される場面もあったが、その後は堅調地合いとなり、ダウは153ドル高の33061ドルと3日ぶりにプラスへ浮上した。この日発表されたADP雇用統計は民間部門雇用者数が大幅に増加したが、ISM製造業景況指数は低調な内容。それを受け連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め見送りの期待が膨らみ、ハイテクを中心に買いを集めた。債務上限関連法案の成立も近づき、リスク選好ムードが広がった。

本日は上げ渋りか。債務上限関連法案の上院通過が見込まれ、「Xデー」を待たずに全面解決とみられ売りは後退しそうだ。今月の連邦公開市場委員会(FOMC)に向けFRB当局者からは引き締め見送りを示唆する見解が相次ぎ、前日は長期金利の低下を背景に買いが強まった。ただ、今晩の雇用統計は失業率が小幅上昇、非農業部門雇用者数は減少、平均時給は前年比で横ばいの見通し。全般的に良好な内容で、政策の不透明感から買いは慎重とみる。

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