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英ポンド週間見通し:底堅い値動きか、英中銀による金融引き締め継続を意識

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■強含み、米債務上限法案可決でポンド売り縮小

今週のポンド・円は強含み。米債務上限法案可決への期待でリスク選好的なポンド買い・円売りが観測されたが、英国経済の減速を警戒したポンド売り・米ドル買いが強まり、この影響でポンドは対円でも弱含みとなった。しかしながら、米債務上限法案が上下両院で可決され、リスク回避的なポンド売り・円買いは縮小。米雇用統計発表後に米ドル買い・円売りが優勢となった関係でポンドの対円レートは反転した。取引レンジ:172円53銭-174円68銭。

■底堅い値動きか、英中銀による金融引き締め継続を意識

来週のポンド・円は底堅い値動きか。英国内のインフレ高止まりを背景に、英中銀の引き締め長期化を期待したポンド買いが続く見通し。また、英国経済の先行き不透明感は和らぎ、ポンドに買いが入りやすい。一方、日本銀行による大規模金融緩和の方針で金利差を意識した取引に。ただ、ポンドは2016年以来の高値圏で推移しており、利益確定売りが重石となろう。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:172円00銭-177円00銭

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