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国内外の注目経済指標:日本の1-3月期GDP改定値は上方修正の見通し

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6月5日-9日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

■5日(月)午後11時発表予定
○(米) 5月ISM非製造業景況指数-予想は52.5
参考となる4月実績は51.9。仕入れ価格指数は低水準を維持しており、景況指数を圧迫した。サービス需要はやや軟化しつつある。5月については、4月時点で新規受注は高い伸びを記録したこと、娯楽・レクリエーション、宿泊などがまずまず好調であることから、4月実績を若干上回る可能性がある。

■7日(水)午後9時30分発表予定
○(米)4月貿易収支-予想は-751億ドル
参考となる3月実績は-642億ドル。サービスの輸出増加で赤字幅は縮小した。4月については、サービス輸出は引き続き順調とみられるが、資本財と消費財の輸入増加が予想されており、貿易赤字幅は3月を上回る可能性が高い。

■8日(木)午前8時50分発表予定
○(日)1-3月期国内総生産(GDP)改定値-予想は前期比年率+1.9%
参考となる速報値は+1.6%で改定値は上方修正される見込み、製造業は減益となったが、非製造業は、経済活動の正常化の進展などから増収増益。全体の設備投資(ソフトウェア除く)は市場予想を上回っており、増加した。これらの要因から改定値は0.3ポイント程度の上方修正が予想される。

■6月9日(金)午前9時30分発表予定
○(中)5月消費者物価指数-予想は前年比+0.2%
参考となる4月実績は前年比+0.1%で物価上昇率は約2年ぶりの低水準だった。生産者物価指数の下落が影響している。5月については消費拡大が期待できないことから、インフレ率は4月並みの低い水準にとどまる見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・5日(月):(欧)4月生産者物価指数
・6日(火):(豪)豪準備銀行政策金利発表、(欧)4月ユーロ圏小売売上高
・7日(水):(中)5月貿易収支、(加)カナダ中銀政策金利発表
・8日(木):(日)4月経常収支、(欧)1-3月期ユーロ圏域内総生産確定値

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