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NY為替:【NY午前外為概況】ドル・円は139円25銭から140円30銭で推移

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 5日のニューヨーク午前の外為市場でドル・円は、140円30銭から139円25銭まで下落した。発表された米国の5月サービス業PMI改定値の下方修正をきっかけにドル売りとなり、その後も5月ISM非製造業景況指数の予想外の低下や、4月製造業受注の伸びが鈍化を受けてドル売りが加速した。米10年債利回りは3.75%台から3.65%台まで低下した。

 ユーロ・ドルは1.0675ドルまで下落後、1.0722ドルまで上昇。欧州中央銀行(ECB)総裁らのインフレ懸念発言もユーロ買いにつながったとみられる。ユーロ・円は149円98銭から149円23銭まで下落した。

 ポンド・ドルは1.2369ドルまで下落後、1.2433ドルまで上昇。ドル・スイスフランは0.9119フランまで上昇後、0.9053フランまで下落した。

【経済指標】
・米・5月サービス業PMI改定値:54.9(予想:55.1、速報値:55.1)
・米・5月総合PMI改定値:54.3(予想:54.5、速報値:54.5)
・米・5月ISM非製造業景況指数:50.3(予想:52.4、4月:51.9)
・米・4月製造業受注:前月比+0.4%(予想:+0.8%、3月:+0.6%)
・米・4月耐久財受注改定値:前月比+1.1%(予想:+1.1%、速報値:前月比+1.1%)
・米・4月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比-0.3%(予想:-0.2%、速報値:-0.2%)
・米・4月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+0.5%(速報値:+0.5%)

【要人発言】
・ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「物価圧力は依然強い」
「政策金利を十分に景気抑制的な水準への確実に導き、必要な限りその水準に据え置く」

・ナーゲル独連銀総裁
「基調的なインフレ圧力はあまりに高過ぎる」

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