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日経平均は112円高でスタート、川崎重や7&iHDなどが上昇

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;32618.78;+112.00
TOPIX;2245.48;+9.20

[寄り付き概況]

 7日の日経平均は112.00円高の32618.78円と5日続伸して取引を開始した。前日6日の米国株式市場は小反発。ダウ平均は10.42ドル高の33573.28ドル、ナスダックは46.99ポイント高の13276.42で取引を終了した。相場を動かす材料が乏しいなか序盤は軟調に推移。来週に連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見姿勢が広がった。製薬会社のメルクや管理医療会社のユナイテッド・ヘルスなどのディフェンシブ銘柄を中心に売りが出た一方、景気敏感株やこれまで売られていた地銀株などに買いが入り、相場を支えた。ダウ平均は一時160ドル超下げたが取引終盤にかけてはプラス圏に浮上、ナスダック指数は概ねプラス圏での推移となった。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。昨日の米市場でダウ平均は一時160ドルを超す下げとなったが、取引終了にかけて上げに転じたことも東京市場で安心感となった。また、東京市場は引き続き海外投資家などによる日本株の見直し買いが期待されていることに加え、9日に控える株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ買いが入るとの見方もあった。一方、東京市場は高値警戒感が継続しており、また、日経平均が昨日までの4日間で1600円を超す上げとなったことから、短期的な過熱感も強まり、利益確定売りが出やすかったが、寄付き段階では買いが優勢だった。

 セクター別では、ゴム製品、証券商品先物、輸送用機器、非鉄金属、保険業などが値上がり率上位、医薬品、電気・ガス業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、川崎重<7012>、ブリヂストン<5108>、ファナック<6954>、信越化<4063>、7&iHD<3382>、三井住友<8316>、日立<6501>、ファーストリテ<9983>、三菱重<7011>、みずほ<8411>、川崎船<9107>、トヨタ<7203>、日本製鉄<5401>、商船三井<9104>などが上昇。他方、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、東エレク<8035>、村田製<6981>、味の素<2802>、伊藤忠<8001>、三菱商<8058>、アドバンテスト<6857>、ダイキン<6367>、三井物<8031>、ニデック<6594>、INPEX<1605>などが下落している。

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