fbpx

米国株見通し:底堅い値動きか、景気後退懸念の一服で買戻しも

マネーボイス 必読の記事



(13時40分現在)

S&P500先物      4,292.75(+3.00)
ナスダック100先物  14,583.00(-3.50)

米株式先物市場でS&P500先物は小幅高、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は10ドル高。長期金利は弱含み、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。

6日の主要3指数は反発。下押しされながらもプラスを確保し、ダウは10ドル高の33573ドルと小反発で取引を終えた。豪準備銀行(中銀)がこの日の定例会合で市場予想に反し追加利上げを決定し、具体的な手がかりが乏しいなか、金融引き締め圧力の強さを意識した売りが先行。ただ、来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ一服の観測から、下げを小幅にとどめた。また、債務不履行(デフォルト)回避の安心感で買戻しもみられた。

本日は底堅い値動きか。重要イベントは予定されておらず、狭いレンジ内で方向感の乏しい値動きが予想される。連邦準備制度理事会(FRB)の利上げはいったん収束が見込まれ、長期金利の低下を背景にハイテク関連を中心とした買いが入りやすい。半面、7月以降の引き締め再開が警戒されるなか、積極的な買いは入りづらく指数の上昇は想定しにくい。一方で景気後退への過度な懸念は弱まり、割安感の生じた銘柄への買戻しが相場を支えるとみる。

いま読まれてます

記事提供:
元記事を読む

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

MONEY VOICEの最新情報をお届けします。

この記事が気に入ったらXでMONEY VOICEをフォロー