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日経平均VIは小幅に上昇、株価下落で高値警戒感は限定的に

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+0.23(上昇率1.09%)の21.38と小幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は22.38、安値は20.91。

今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。これを受け、東京市場では高値警戒感が強まり、日経VIは上昇して始まった。その後、日経225先物が伸び悩むと、高値警戒感はやや後退し、日経VIは低下に転じた。ただ、市場では高値警戒感の一方で株価急落も警戒され、日経225先物が下落に転じ下げ足を速めると、日経VIは再び上昇に転じ、上昇幅を広げる場面があった。その後は日経225先物がマイナス圏で落ち着いた動きとなっていることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは限定的となり、日経VIは昨日の水準近辺で推移している。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

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