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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、堅調な企業の決算内容が好感

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【ブラジル】休場

【ロシア】MOEX指数 2709.69 +0.56%
8日のロシア株式市場は続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.00ポイント高(+0.56%)の2709.69ポイントで引けた。日中の取引レンジは2,688.31 - 2,709.69となった。

おおむねプラス圏で推移し、後半は上げ幅を拡大させた。堅調な企業の決算内容が好感された。また、通貨ルーブル安の進行も輸出大手の物色手掛かりとなった。一方、指数の上値は重い。インフレ加速などが足かせとなった。

【インド】SENSEX指数 62848.64 -0.47%
8日のインドSENSEX指数は5日ぶりに反落。前日比294.32ポイント安(-0.47%)の62848.64、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同91.85ポイント安(-0.49%)の18634.55で取引を終えた。

プラス圏でもみ合った後は後半マイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、低所得層の支出伸び鈍化が成長加速を阻害しているとの指摘も警戒された。ほかに、前日の米ハイテク株安も圧迫材料となった。

【中国本土】上海総合指数 3213.59 +0.49%
8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比15.83ポイント高(+0.49%)の3213.59ポイントと続伸した。

貸出金利の引き下げが期待される流れ。中国の大手銀は8日、人民元建て預金金利を一斉に引き下げた。預金金利が引き下げられれば、銀行の資金調達コストは低下し、最終的には貸出金利の引き下げにもつながる可能がある。一部外電はこれより先、中国当局が大型商業銀行に対し、預金金利の引き下げを再び要請したもよう――と報じていた。海外の金利高や、人民元安進行などを不安視して指数は小安く推移する場面がみられたものの、後場途中から上昇の勢いを増している。
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