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個人投資家・有限亭玉介:生成AIが国策に!人気化する半導体&AI関連に思惑買い流入か【FISCOソーシャルレポーター】

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以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年6月5日11時に執筆

ChatGPTの登場によって、あたくし達の生活が激変するのでは…という期待と不安が世間に広がっております。AIの進化は止まる事は無いでしょうし、大容量データの高速処理を行うAI向けの半導体の開発も急ピッチで進められているようですねぇ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

5月30日、経済産業省は半導体やデジタル産業の成長戦略を検討する有識者会議を開きました。消費電力の少ない半導体の開発支援を行い、生成AIの国内開発を促進させる狙いのようです。世界規模でAIの開発競争が繰り広げられている現状に、さすがに日本政府も危機感を抱いているかもしれません。

半導体に関して、日本は自動車向けなどのパワー半導体には強みを持っているものの、韓国サムスンや台湾TSMCが得意とするロジック半導体では遅れを取っています。パワー半導体の需要は将来的に拡大する見通しですが、AIの成長スピードを見ると2~3年先の未来でさえ予想が難しいですな。

AI半導体においてシェア8割と言われる米エヌビディアは、生産を委託するTSMCと密な関係にあります。日本産ロジック半導体の開発を目指した政府肝いりのRapidus(ラピダス)は、今後どのように競合するのか注視したいですねぇ。独調査会社スタティスタによると、AI向け半導体の市場規模は2028年には約18兆円に達するとの事です。

直近の相場は、債務上限問題が一段落して日経平均は強気で推移しております。不調だったグロース株も物色され始め、どこまで強気になるのか楽しみですな。そういう訳で、今回はAI・半導体関連をチェックして参ります。

先端半導体工場向けシステム等を手掛けるティアンドエス<4055>は、TSMCの熊本工場での案件を受注した経緯があります。キオクシアからも引き合いがあり、ラピダス関連でも受注の思惑があるか…。直近の業績も好調で、画像認識AIアルゴリズムも定評があるようです。3月に当記事でご紹介後から、見事にチャートは上げてきましたな。

米エヌビディア国内正規代理店のマクニカHD<3132>は、エヌビディアの株価高騰を受けて思惑買いが入っている模様。5月8日の決算後に動意したチャート(日足)は、そのまま下値を切り上げて年初来高値を更新しております。24年3月期も過去最高益の予想です。

「AEIとChatGPTの関係性に関する資料」を発表したpluszero<5132>は生成AI関連として物色されております。業績も堅調で6月14日の決算発表も要チェックですねぇ。同社独自のAI技術「AEI」の進捗が楽しみですな。

機械翻訳サービスを提供するメタリアル<6182>も生成AIプラットフォーム「Metareal AI」のベータ版となる6つのAIアプリを提供開始したとの発表が好感されました。6月に入り年初来高値を更新した同社は、上昇トレンドを形成できるか監視中。

直近で下値を切り上げているエクサウィザーズ<4259>は、AI・DXを活用したプラットフォーム事業を展開しております。5月30日には日鉄ソリューションズ<2327>との業務提携を発表が好感されました。業績は赤字ですが、AIブームで受注を増やせるか…。

最後はディープラーニング技術開発を手掛けるPKSHA Technology<3993>です。業績も好調で、アイリスオーヤマや奥村組<1833>が同社の対話エンジン「PKSHA Chatbot」を導入した事も材料視されましたな。チャート(日足)は年初来高値を更新して、どこまで下値を切り上げるか監視を強めております。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

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