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NY株式:米国株式市場は続伸、ハイテク株買いが支える

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ダウ平均は43.17ドル高の33,876.78ドル、ナスダックは20.62ポイント高の13,259.14で取引を終了した。

来週に連邦公開市場委員会(FOMC)を控え動きづらい展開となったが、寄り付き後はハイテク株の買いに支えられ、午前中は堅調に推移。ダウ平均は前日まで3日続伸、利益確定の売りも出やすく一時マイナスに転じる場面があったがプラス圏を回復。ナスダック指数は上げ幅を縮めるも好材料が出た銘柄を中心に買いが続いた。主要株価指数は週を通じて小幅に上昇した。セクター別では、自動車・自動車部品の上昇が目立ち、ソフトウエア・サービス、ヘルスケア機器・サービスが上昇。一方、素材や運輸、不動産などが下げた。

自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)と電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)が上昇。両社は前日引け後にGMのEVがテスラの充電設備を利用できるよう協定を結んだと発表した。一方でEV用充電ソリューションを手掛けるチャージポイント・ホールディングス(CHPT)やEvgo(EVGO)は急落した。医薬品メーカーのソノマ・ファーマシューティカルズ(SNOA)は大幅高、外科手術で一般的に使われている点滴バッグの代わりとなり得る術中パルスラベージ灌漑治療を発表したことが好感された。動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)はパスワード共有への対応後、新規加入者が増加したとの調査結果が明らかになり買われた。一方、電子署名のドキュサイン(DOCU)は下落、前日引け後に発表した四半期決算は市場予想を上回ったものの、決算説明会で「取引規模が縮小し、取引量は減少しており、、顧客の行動に注意を払っている」としたことが嫌気された。

S&P500種指数は10月半ばにつけた直近安値からの上昇率が20%を超え、「強気相場」入り。一時、22年8月以来となる4300台をつけた。しかし、AIバブルの幕開けを懸念する声も上がっている。

(Horiko Capital Management LLC)

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