27日の日経平均は小反発した。一時32000円割れまで押された後、プラス圏に浮上して高値引け。ローソク足は陽線を描いて32000円付近での押し目買い需要を確認する形となった。反面、終値の25日移動平均線割れは2日連続。25日線下で下降中の5日線を上回る場面はなく、上値では依然として売り圧力が強いとみられる。東証プライム市場の騰落レシオ(25日ベース)は132.14%(昨日132.46%)と130%台の警戒ゾーンで高止まりしていることもあり、先行きは底堅さと上値の重さが同居する相場が予想される。
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