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酒井重 Research Memo(6):2025年3月期は期初予想を変えず前期比17.7%の営業減益を見込む

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■酒井重工業<6358>の今後の見通し

● 2025年3月期の業績見通し
2025年3月期の連結業績は、売上高で33,000百万円(前期比0.1%減)、営業利益で2,730百万円(同17.7%減)、経常利益で2,700百万円(同18.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益で1,830百万円(同25.0%減)を見込んでおり、期初予想と変わっていない。

世界的にインフラ投資が拡大するなか世界の建設機械需要は底堅く推移すると予想しているが、一部では鈍化の懸念があり、特に上期については同社は慎重な見方をしている。そのため、第1四半期の業績がおおむね期初時点の想定どおり減収減益だったことを踏まえ、現時点においては通期予想を変えていない。同社は、「第2四半期以降の結果によって、必要であれば予想を修正する」と述べており、今後の動向が注目される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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