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東証グロース市場250指数先物見通し:上値の重い展開か

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本日の東証グロース市場250指数先物は上値の重い展開を予想する。前日11日の米国市場のダウ平均は124.75ドル高の40,861.71ドル、ナスダックは369.65pt高の17,395.53ptで取引を終了した。8月消費者物価指数(CPI)のコア指数が想定外に加速し大幅な利下げ期待を受けた買いが後退。9月末の政府機関閉鎖リスクを警戒した売りも相場をさらに押し下げ、大幅続落した。その後、金融ゴールドマン・サックス・グループ(GS)のソロモン最高経営責任者(CEO)が同社主催のイベントにおいて、依然ソフトランディングを予想していると景気に楽観的見解を示したこと、金融セクターの持ち直しでダウが下げ幅を縮小。ナスダックはエヌビディア(NVDA)などが後押しし、上昇に転じ相場全体を支援した。終盤にかけ、ダウもプラス圏を回復し終了した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、上値の重い展開を見込む。日足チャートをみると、25日移動平均線と75日移動平均線がゴールデンクロスを形成するも、パラボリックが陰転、RSIなどオシレーター系指標は軒並み中位にあり、強弱感が対立している。一方で、新興市場は日経平均株価やTOPIXに対して強含んでいた分、利益確定や戻り売りが出やすい水準でもあり、上値が抑えられる可能性もありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比6pt高の640ptで終えている。上値のメドは650pt、下値のメドは630ptとする。
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