サイバートラスト<4498>は12日、端末認証サービス「サイバートラスト デバイスID」で Chromebook上のGoogle Chromeブラウザで動作する拡張機能を提供開始したことを発表。本拡張機能により、Chromebook端末にデバイス証明書をインストールするエンドユーザーの操作を不要にし、不正アクセス対策として求められる多要素認証とデバイス証明書を用いた端末認証を容易に実現する。Chromebookは文教市場を中心に普及が進んでおり、文部科学省が求める強固なアクセス制御への対応もデバイスIDの利用により容易に行うことが可能になる。
今回提供開始する最新版のデバイスIDでは、管理者が Chrome Enterprise 管理コンソールにデバイスID拡張機能を登録することで、端末利用者がChromebookの初回起動時に行うGoogleアカウントへのログインをトリガーにデバイスID拡張機能の自動インストールを可能にしている。この拡張機能の自動インストール後に、これまで端末利用者側で必要だったデバイスID拡張機能の起動と証明書を取得するための操作がなくなり、デバイスID認証局からのデバイス証明書発行とChromebookへのインストールをワンストップで処理する。
同社は、今回のデバイスID拡張機能により、各都道府県の教育委員会や教育委員会へ提案するシステムインテグレーターやIDaaSベンダーなどの顧客に向けて、強固なアクセス制御による厳格な端末認証への対応をより容易に実現可能にし、教育機関における情報セキュリティ対策を支援する。
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