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NY債券:米長期債相場は強含み、年内大幅利下げの可能性残る

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13日の米国長期債相場は強み。米労働省がこの日発表した8月輸入物価指数は、前月比-0.3%となり、昨年12月以降で下落率は最高となった。年内3回の利下げは完全に織り込まれており、11月か12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5ptの利下げが行われる確率は上昇。イールドカーブはスティープニング気配。

CMEのFedWatchツールによると、13日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%となる確率は55%。11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.50-4.75%以下となる確率は73%程度。12月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.25-4.50%以下となる確率は90%程度。10年債利回りは3.646%近辺で取引を開始し、一時3.621%近辺まで低下したが、米国市場の中盤にかけて3.676%近辺まで反発し、取引終了時点にかけて3.651%近辺で推移。

イールドカーブはスティープニング気配。2年-10年は7.30bp近辺、2-30年は40.20bp近辺で引けた。2年債利回りは3.58%(前日比:-7bp)、10年債利回りは3.65%(前日比-3bp)、30年債利回りは、3.98%(前日比:-1bp)で取引を終えた。

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