米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.50%ポイント引き下げ、4.75-5.00%に決定した。ボウマン理事が0.25%の利下げを支持し、11対1での決定となった。パウエル議長は「バランスシート縮小終了を考えていない」と指摘。「50BPSの利下げが新しい利下げペースだと認識すべきでない」と警告した。今後、データや見通し、均衡リスク次第で政策を調整、各会合で政策を決定する姿勢を再表明した。
大幅な利下げを受けてドル売りが優勢となり、ドル・円は142円00銭付近から140円45銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1107ドルから1.1189ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.3194ドルから1.3298ドルまで上昇。
【金融政策】
・米連邦公開市場委員会(FOMC)
・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.50%ポイント引き下げ、4.75-5.00%に決定
「11対1」
「ボウマン理事が決定に反対、0.25%の利下げを支持」
「最大雇用、2%インフレ目標達成を強く公約」
「委員会はインフレが2%目標回帰を巡りより確信を持った」
「経済は引き続き堅調に推移」
「雇用の伸びは弱まった」
「インフレを巡り、さらなる進展したが、依然高止まり」
「追加調整を巡り、新たなデータを見直していく」
「2つの責務達成を巡るリスクは概ね均衡」
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