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【市場反応】米CPI予想外に加速、新規失業保険申請件数は大幅増、ドル乱高下

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米労働省が発表した週次新規失業保険申請件数(10/5)は3.3万件増の25.8万件と、前回22.5万件から予想以上に増加し、13カ月ぶりの高水準となった。大型ハリケーンが影響したと見られ、増加幅は3年ぶり最大となった。失業保険継続受給者数(9/28)は186.1万人と、前回181.9万人から予想以上に増加し、7月来で最高となった。

米9月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.2%と、予想外に8月と同水準となった。前年比では+2.4%。伸びは8月+2.5%から鈍化も予想を上回った。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目の変動の激しいエネルギーや食品を除いたコア指数は前月比+0.3%と、8月から伸び鈍化予想に反し、同水準を維持した。また前年比で+3.3%と、伸びは予想外に8月+3.2%から拡大。6月来で最大となった。

インフレ鈍化の進展が滞った一方、失業保険申請件数の大幅増加を受け、米国債相場は荒い展開となった。米10年債利回りは4.09%まで上昇後、4.05%まで低下。ドルも乱高下となり、ドル・円は149円52銭まで上昇後、148円55銭へ反落、ユーロ・ドルは1.0910ドルへ下落後、1.0955ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.3027ドルまで下落後、1.3089ドルまで上昇した。
【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:25.8万件(予想:23.0万件、前回:22.5万件)
・米・失業保険継続受給者数:186.1万人(予想:183.0万人、前回:181.9万人←182.6万人)
・米・9月消費者物価指数:前年比+2.4%(予想:+2.3%、8月:+2.5%)
・米・9月消費者物価コア指数:前年比+3.3%(予想:+3.2%、8月:+3.2%)
・米・9月消費者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.1%、8月:+0.2%)
・米・9月消費者物価コア指数:前月比+0.3%(予想:+0.2%、8月:+0.3%

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