米国株式市場は反発。ダウ平均は427.28ドル高の42,221.88ドル、ナスダックは259.19ポイント高の18,439.17で取引を終了した。
大統領選挙通過により不透明性が払拭されるとの期待に買われ、寄り付き後、上昇。10月ISM非製造業景況指数の予想外の改善で、ソフトランディング期待を受けた買いも強まり、続伸した。終日相場は高値圏で推移し、終了。セクター別では、自動車・自動車部品や半導体・同製造装置がの上昇が目立った。
ソフトウエア会社のパランティア・テクノロジーズ(PLTR)は最高経営責任者(CEO)が第3四半期決算で売上高が予想を上回ったほか、第4四半期の営業利益予想を上方修正、カープ最高経営責任者(CEO)が「人工知能(AI)需要は揺るぎない」と強気の見解を示し、上昇。ソーシャルメディア、フェイスブックを運営するメタ・プラットフォームズ(META)は政府機関、防衛関連請負業者による同社のAIモデル使用を承認したとの報道が好感され、上昇。
化学メーカーのデュポン・ド・ヌムール(DD)は7-9月期決算が増収増益となったほか、通期の利益見通し上方修正が好感され、上昇。携帯端末のアップル(AAPL)はスマートグラス市場への参入を検討しているとの報道で、上昇。電子・電気機器、ソフトウエアの設計・製造会社のエマソン・エレクトリック(EMR)は四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回り、上昇した。カジノ運営のウィン・リゾーツ(WYNN)は第3四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を下回り、下落。ディスカウントストアチェーン運営のダラー・ツリー(DLTR)は最高経営責任者(CEO)が健康上の理由から即時辞任を発表したため不透明感が強まり、下落。
エネルギー会社のデボン・エナジー(DVN)は取引終了後に四半期決算を発表。調整後の1株当たり利益が予想を上回り、時間外取引で上昇している。
(Horiko Capital Management LLC)
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