■弱含み、英中銀による大幅利下げ観測は後退
今週のポンド・円は弱含み。米大統領選でトランプ氏が勝利し、米ドル高円安が進行したことから、ポンド・円の取引でもポンド買い・円売りが優勢となった。しかしながら、米大統領選通過で米ドル買い・円売りが一巡し、調整的な円買いが入ったことでポンド買い・円売りは週末前に縮小した。取引レンジ:196円50銭-199円56銭。
■もみ合いか、英追加利下げ観測後退でポンド売り抑制も
来週のポンド・円はもみ合いか。英中央銀行による早期追加利下げ観測は後退したが、スターマー政権の増税による経済への影響が注目され、ポンドは積極的に買いづらい。米トランプ次期政権との関係悪化も予想される。一方、日本銀行による早期追加利上げ観測は後退しており、円売りがポンドを支える可能性も。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・15日:7-9月期国内総生産(4-6月期:前年比+0.7%)
予想レンジ:195円00銭-199円00銭
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