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豪ドル週間見通し:下げ渋りか、10月失業率に注目

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■伸び悩み、金利据え置きを意識した豪ドル買いは一服

今週の豪ドル・円は伸び悩み。豪準備銀行(中央銀行)は政策金利の据え置きを決定、インフレ警戒姿勢を維持したことから豪ドル買い・円売りが一時優勢となった。ただ、過度な円安を是正するための日本の円買い介入に対する警戒感が高まったことから、リスク選好的な豪ドル買い・円売りは週末前に縮小した。取引レンジ:100円02銭-102円38銭。

■下げ渋りか、10月失業率に注目

来週の豪ドル・円は下げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)は政策金利の据え置きを決定し、インフレの上向きリスクに引き続き警戒する必要と指摘した。豪準備銀行による早期利下げ観測は後退しており、10月失業率が市場予想と一致した場合、豪ドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・14日:10月雇用統計(9月:失業率4.1%、雇用者数増減+6.41万人)

予想レンジ:99円00銭-102円00銭

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